この記事は
・教授へのお礼メールの書き方が知りたい人
・いつ教授へのお礼メールへ送ればいいのかわからない人
・教授といい関係を築いて大学生活を充実させたい人
には参考になると思います。
こんにちは
大学生になると教授へメールを送る機会が増えてくると思いますが、教授へのメールってどんな内容を送ればいいか難しいですよね。
メール一つで教授からの印象が良い方向にも悪い方向にも転ぶため、適当にメールを送るのは避けたいところ。
大学生活において教授と良好な関係を築けると、就職のサポートをしてもらったり、論文の面倒を丁寧に見てもらえたりと沢山の恩恵を受けることができます。
なのでこの記事では教授のメールの送り方でも、お礼メールに焦点を当てて、メール内容の書き方やメールを送るタイミングを例文とともにシェアしていこうと思います。
「お礼メールってどんな時におくればいいかわからない!」
って人にも参考になるような記事を書いていこうと思うので、ぜひ最後までご覧ください。
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教授へのお礼メールを送るときに気を付けるべきこと
1.1 件名や署名をきちんと書こう
当たり前ですが大学生はまだビジネスメールでやり取りをする経験が少ないですよね。
なのでメールの送り方を知らないのは当たり前。
ですので最初に気を付けることは件名や署名をきちんと書くということ。
知っている人からすれば当たり前のことですが、意外と件名や署名を書き忘れる学生が多いので注意が必要です。
件名は凝った文にする必要はなく、メールの内容が伝わるような文になっとけばOK。
署名というのはメールの最後に自分の名前や連絡先を記載しているかたまりのこと。
大学の教授に送る際は自分の所属学科や学年まで記載しておくといいでしょう。
詳しくは以下の記事で解説してますので参考にしてみてください。
1.2 宛名を書くことも忘れずに
宛名とは本文の前に相手の名前を付けること。
一般的には
〇〇 〇〇様
というような書き方をしますが、相手が大学教授なのであれば
〇〇 〇〇先生という書き方をするのがよいかと思います。
ただし他大学の教授にメールを送る際は
〇〇 〇〇教授とするのが望ましいでしょう。
1.3 お礼の気持ちを簡潔に伝えよう
メールの本文を書き始める際には長々と前置きを話してしまうことがないように気を付けましょう。
お礼メールを送る際は、できるだけ文の始めにお礼の内容がくるようにすること。
メールを読む相手は自分の時間を割いて、メールを読んでくれています。
なので伝えたいことは簡潔に述べるようにしましょう。
あとで例文も載せていますので参考にしてください。
1.4 教授へのお礼メールは遅くても翌日までには送ろう
お礼メールを送る際は当日、遅くても翌日までには送るようにしましょう。
論文の相談をしてもらったり、遅れた課題を受け取ってもらったりと教授に感謝を伝える場面は学生生活で沢山あると思いますが、早めに感謝の意を伝えることが望ましいです。
教授へのメールって送りにくかったりめんどくさかったりしますが、こういったことをすぐに終わらせる癖を付けとけば、社会人になってから必ずいきてきます。
お願いメールに対する教授からの返信に対してのお礼メール
単位が欲しい時や遅れた課題を受け取ってほしいときなど、教授にお願いメールを送る機会は大学生ならば誰でも一度や二度はあるのではないでしょうか。
そういったお願いに対して返信をもらったり、行動をしてもらったときはすぐにお礼メールを送りましょう。
単位のお願いや課題のお願いはあまりいい印象をもたれないため、ほんとに単位が欲しいならばすぐにメールを送る必要があります。
以下は単位懇願をした際の救済措置をとってくれたことに対するお礼メールの例文です。
内容に正解などなく、上記で述べた気を付けるべき点をきちんと押さえとけば問題ありません。
件名:単位のご相談に対してのお礼
○○ ○○先生
いつもお世話になっております。
経済学部経済学科 2年生の田中太郎です。
先日は私の単位に対するご相談にのっていただきありがとうございました。
救済措置として出された課題は当然のこと、残りの授業やテストにも全力で取り組んでいきますので、これからもご指導のほどよろしくお願いします。
所属 経済学部経済学科 ○○研究室
氏名 田中太郎
Mail 〇〇@gmail
TEL 〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
教授に論文の添削や相談に乗ってもらった際のお礼メール
大学四年生や大学院生になると、教授に研究や論文相談を個人的にしてもらう機会が出てきます。
相談を乗ってもらえたら、きちんとその日にお礼メールを送りましょう。
教授だからと必要以上に気を使う必要はありませんが、いい関係が教授と築ければこれからも相談に乗ってもらったり、論文の発表時に味方になってもらったりといいことが沢山あるので、お礼メールはきちんと送りましょう。
以下は論文の添削をしてもらった後のお礼メールの送り方です。
件名:論文の添削に対してのお礼
○○ ○○先生
今日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき、
誠にありがとうございます。
第三章の研究方法に悩んで弱気になっておりましたが、
〇〇先生のお言葉を頂戴し、今後の励みになりました。
早速、先生のご助言を実践すべく、
論文の作成に取り掛かっております。
今後もよろしくご指導ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。
本当にありがとうございました
所属 経済学部経済学科 ○○研究室
氏名 田中太郎
Mail 〇〇@gmail
TEL 〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
教授に質問メールをした後のお礼のメール
学生生活が忙しくなると、課題の提出日や次回のゼミまでにしなければならないことなどがど忘れしてしまったりすることってありますよね。
また教授からの研究アドバイスが理解できなかったり、腑に落ちなかったりと疑問が残ってしまい、追加で教授に質問がしたいと思うことも。
こういったときに教授にメールをして回答が貰えたなら、きちんとお礼メールを送りましょう。
本来この程度であれば、教授にメールを送る必要はないことであり、自分の落ち度で教授にメールの返信をさせているため、お礼メールは送ったほうがよいでしょう。
以下は課題レポートの書き方や出題意図が理解できず、教授に質問をした後に送るお礼メールの例文です。
件名:質問の回答に対してのお礼
○○ ○○先生
お忙しい中貴重なお時間を割いて、ご返信をいただきありがとうございます。
ご回答いただいた点についてきちんと理解ができました。
次回の授業時に、いい内容のレポートが提出できるよう、レポート作成に取り組んでおります。
本当にありがとうございました。
所属 経済学部経済学科 ○○研究室
氏名 田中太郎
Mail 〇〇@gmail
TEL 〇〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇
研究室訪問をした後に送るお礼メール
大学の後半に入るとゼミのためのどこかの研究室に所属する事になると思います。
研究室に所属する前に、自分のしたい研究ができる環境かどうかを確認するために研究室訪問をすることもあるでしょう。
また大学院に進学予定の学生ならば、他大学院の研究室訪問を行わなければなりません。
そして研究室訪問を行った際はきちんとお礼メールを送りましょう。
研究室に所属すれば、卒業までその研究室の教授との関係が続くため、こういったメールを送る送らないで、大学生活をうまく乗り切れるかどうかが変わってきます。
特に他大学の大学院に進学する場合は、ほとんど顔を合わせたことのない間柄なので、きちんとお礼メールを送ることが礼儀です。
感謝の内容+研究室の環境や教授の研究内容が自分の研究したいこととマッチしているということを簡潔に伝えましょう。
件名:研究室訪問に対してのお礼
○○ ○○教授
お世話になっております。
〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇研究室所属の〇年、〇〇です。
本日は貴研究室の訪問に際して貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
〇〇 先生のご研究内容のお話を直接聞くことができて、自分の研究を先生のもとでしたいという気持ちが強くなりました。
また別の機会にご相談することもあるかと存じますが、
その際にはご指導をいただければ幸いです。
今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
大学院のための研究室訪問に関するメールの送り方については、以下の記事で詳しく述べておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
お礼メールに対しての教授からのメールの返信にはどう返信したらよい?
教授にお礼メールを送ったはいいが、その後教授からの返信がきて、
「返信の仕方が分からない」
と悩むこともあるかと思います。
基本的に本文の内容に決まりはないので、あまり不安にならずにその場で自分の書きたいことを書いてよいのですが、
「件名は変えた方がいいの?」
「メールを終わらせるタイミングがわからない」
など疑問は尽きませんよね。
以下の記事では教授からのメールに対する返信の仕方をまとめていますので、返信の仕方に悩んでいましたらぜひ参考にしてみてください。
この記事が皆さんの役に立てれば嬉しく思います。