この記事は
・今いる大学もしくは他大学の大学院への受験を考えてる人
・大学院入試に関しての情報がなかなか手に入れられなくて困っている人
・研究室訪問のアポの取り方やお礼メールの送り方を知りたい人
には参考になると思います。
こんにちは
大学院進学ってなかなか情報が少なくて苦労しませんか?
今回は大学院進学のために行う研究室訪問のアポの取り方についてシェアしていこうと思います。
特に他大学の情報を手に入れるのはなかなか苦労しますよね。
行きたい大学院に知り合いがいればいいのですが、そうじゃない場合はネットで情報を集めることになると思います。
ちなみに僕は建築設計分野の院試を受けたので、理系や芸術系の大学院分野の院試に関してはある程度知っているつもりですので参考にしてください。
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研究室訪問のメールを送る手順
研究室訪問をする前に必ずメールで行きたい研究室の教授にアポを取ることになると思います。
教授のメールアドレスは基本的には研究室のホームページに載っていますが、乗ってない場合はその研究室の所属する学部または学科の事務へ問い合わせてみましょう。
そうすればメールアドレスを教えてくれると思います。
アドレスを入手できれば後は研究室訪問をさせてほしいという趣旨の内容を伝えるだけ。
ちなみに皆が気になるであろう過去問についてなのですが、過去問は受けたい大学院の事務から貰えることも多いので、その学科のホームページに過去問が掲載されてない場合には、教授のアドレスを入手する際に一緒に事務へ聞いてみましょう。
面談のアポを取るメールを送るときの注意点
注意事項として気を付けておくべき点を簡単にまとめると以下の通り。
・きちんと件名を書くこと
・相手の呼び名は〇〇先生や〇〇様ではなく〇〇教授が無難
・簡単な自己紹介は忘れずに。
・この研究室を訪問する動機を簡単に書く
・長い文章になりすぎないこと
・本文の初めに○○教授、本文の最後に自身の連絡先や所属先・名前などを記載する
などです。
まあ研究室訪問に限らず、社会人のビジネスメールに対しても基本的なことなのでおぼえておくといいでしょう。
件名は凝ったものを書く必要はなく
「研究室訪問についてのご相談」
などパッと見てどういうメールなのか相手がわかるようなものであればOKです。
またメール本文の始めには相手の名前を付けるのがマナーです。
基本的に大学の先生とメールをするときは相手の呼び名を○○先生とすることも多いかと思いますが、所属してる大学院でも他大学院でも先生に対しては〇〇教授とするのが無難です。
動機はなぜこの研究室を進学先として考えているかを、自分の研究分野と絡めて書ければ問題ありません。
自分のやりたい研究が、この研究室のメインテーマとなっている・教授の得意な研究分野であるからこの研究室に志望したといったことを書きましょう。
教授の論文や著作に感銘を受けたので、そのもとで学びたいなどでも大丈夫です。
当たり前ですが、学校が近い・学費が安いなどの理由は書いてはだめです。
その教授やその研究室でなければならない理由を簡潔に書くことが大事です。
メールの最後にはきちんと自分の大学名や学部、連絡先を書くことを忘れないように。
この点を忘れがちな学生が意外と多いので忘れないようにしましょう。
あとは教授のほうから返信がくると思いますので、返信の内容にあわせて行動してください。
もし一週間経っても返信が来ない場合は教授に催促するのではなく、事務へ連絡してみましょう。
面談のアポを取るのメールの例文
先ほどメールを送る際の注意事項をまとめましたが、いまいち具体的な内容が思いつかない方もいると思うのでここではメールの例文を見てみましょう。
件名:研究室訪問のお願い
本文
〇〇 〇〇教授
突然のご連絡失礼いたします。私は〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇研究室所属の〇年、〇〇と申します。
当研究室のサイトを拝見して、研究室訪問をさせていただきたいと思い、ご連絡いたしました。
私は大学で××の研究を行なっています。
この研究を続けていくうちに××という関連分野に関心を持ちました。そこで、その分野についての研究をされている〇〇教授の下で研究がしたいと思い、修士課程の受験を志望しております。
つきましては、一度お話を伺わせてはいただけませんでしょうか。
もしよろしければ、3月から4月の間でご都合の良い日をご教示ください。
誠に勝手なお願いにて恐れ入りますが、ご検討いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
_____________________________________________
大学名:○○大学
学部:○○学部○○科〇年
氏名:〇〇 〇〇
住所:〒XXX-XXXX 東京都新宿区○○X-X-X
MAIL:xxxx.xxxx@gmail.co.jp
TEL:080-xxxx-xxxx
まあほんの一例ですが、先程述べた注意点と合わせて確認してみてください。
本文が長くなりすぎると読み手の負担になるので、志望動機はあまり細かくなりすぎずに、この例文くらいざっくりでいいと思います。
研究室訪問のメールの送り方は外部から進学者の人も同じ
外部生だからと特別なことをする必要はありません。
強いていうならいち早く教授のメールアドレスと過去問を入手して、研究室訪問を終わらせましょう。
試験内容は内部生がどうしても有利になりがちなので、内部生より早く過去問の研究にとりかかりましょう。
研究室を訪問した後はお礼メールを必ず送ろう
忘れがちですが研究室訪問から帰宅した後はすぐにお礼メールを送りましょう。
もし無事に進学できれば教授といい関係を築くことはとても大事なことなので、きちんと時間を取ってもらったことへのお礼を述べるようにしましょう。
もし研究室のメンバーと連絡先を交換できれば、こちらもお礼の連絡はした方がいいかもしれません。
院試までわからないことがある際は研究室のメンバーと連絡をやり取りすることが一般的であり、今後も連絡のやり取りをすることになると思うのできちんとお礼を述べていた方がいいと思います。
以下は例文です。
長くなりすぎず簡潔に感謝の意を伝えましょう。
研究室訪問当日に送るのが望ましいです。
件名:研究室訪問のお礼
本文
〇〇 教授
本日は貴研究室の訪問に際して貴重なお時間をいただき、誠にありがとうございました。
実際に訪問することで貴研究室を志望する気持ちが強くなりました。改めて感謝申し上げます。
大学院入試等でこれからも顔を合わせる機会があると思いますので、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
_____________________________________________
大学名:○○大学
学部:○○学部○○科〇年
氏名:〇〇 〇〇
住所:〒XXX-XXXX 東京都新宿区○○X-X-X
MAIL:xxxx.xxxx@gmail.co.jp
TEL:080-xxxx-xxxx
研究室訪問のアポを取るのはいつ頃がベスト?
大学院院試は八月ごろに開催するところがほとんどです。
募集枠が埋まらなければ追加で冬に後期募集をかけますが、基本的には夏でだいたいの枠が埋まってしまいます。
なので遅くても大学四年になる直前の春休みには進学したい研究室を絞り込み、4月~5月には研究室訪問のアポをとるようにしましょう。
ただし研究室訪問は割と時間を割く必要があるので、春休み中である三月にアポをとるのもありだと思います。(住んでるところから遠い大学に進学したい場合は、宿泊での研究室訪問になる場合もある)
研究室訪問自体は一日で終わりますので先延ばしにしがちですが、なかなか訪問先の教授と予定が合わずにアポが取れなくて焦る人が多くいます。
研究室訪問をしてみて自分の合わない環境だと感じた場合は、新たな進学先を探す時間も必要になります。
また研究室訪問で色々情報を手に入れてから、ようやく入試に合格するための作戦を立てることができますので研究室訪問は早く行う方がよいでしょう。
大学院での研究室訪問はコロナの時期でも行っていいの?
コロナの円満により入試という形態そのものが変わりつつあります。
院試もそうですが、研究室訪問に関しても変化していくかもしれません。
とりあえず研究室訪問をしていいかは教授にメールで聞いてみましょう。
教授によっては、コロナに関係なく研究室訪問を認めない人もいます。
メールで許可をもらえれば、体調に気を付け、きちんとアルコール消毒など日々できることを欠かさなければ研究室訪問を行ってもいいと思います。
この記事が皆さんの役に立てれば嬉しく思います。