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ファッション

アルパカの毛の特徴を解説!素材を知ればニットやコートの選び方が分かります

この記事は

・アルパカ素材の特徴を知りたい方

・ファッションの知識を増やしたい方

・お洒落になりたい方

には参考になると思います。

 

こんにちは。

ファッションが好きになり色んな服を着ていく中で、コットンやポリエステルなどの素材を目にしていくと思いますが、服に使われている素材を気にしながら服を選ぶことができていますか。

ぱっと見のカッコよさで服を選ぶのもいいのですが、素材に着目して服を選ぶことができればファッションの楽しさが倍増し、スタイリングの幅もぐんと広がってきます。

この記事ではアルパカという素材にフォーカスして、アルパカ繊維の長所や短所、オススメのブランドをシェアしていきたいと思います。

コットンやウール、カシミヤに比べると目にする機会は少ないけども、なんとなく耳にしたことがあるアルパカ素材とはどんなものなのでしょうか。



アルパカってどんな生き物?

アルパカ 特徴

アルパカは南アメリカ大陸に生息する動物であり、ラクダもしくはラマの仲間です。

南アメリカ大陸以外にもアルパカは生息していますが、服に使われるアルパカ繊維は南アメリカ大陸、特にペルー産のものがほとんどです。

野生動物ではなく、その高品質な毛の利用のために家畜化された動物です。

そのペルーに生息しているアルパカは高度4000mの山脈に暮らしているため、一日の中だけでも温度変化が25度前後にもなる過酷な環境に身を置いています。

そのため気温が低い時は自身を暖かくし、気温が高い時には体内から熱を逃す性質をアルパカの毛は備えています。

その機能性の高さから、インカ帝国の時代には貴族たちの衣服の素材に使うために大切に育てられていました。

アルパカの特徴をウールとの違いから解説します

ではアルパカ素材の機能性の高さとは具体的にはどのようなものでしょうか。

アルパカは主にニットやマフラー・コートの素材として用いられますので、同様の製品によく用いられる冬の代表的な素材であるウールと比較して、アルパカのもつ特徴を述べていこうと思います。

アルパカといっても産地などによりランクがあり、そのランクで機能性も変わってはきますが、ここでは一般的なアルパカの特徴について言及していきます。

2.1 アルパカの毛は気温調整に優れている

先程も述べたようにアルパカは温暖差の激しい環境に生息しているため、その毛は気温調整機能に優れています。

アルパカのマフラーやニットは薄くてもかなりの保温性があり、コートの下に薄手のニット一枚着るだけでかなりの寒さに耐えることができます。

また電車などの暖かい室内に移動しても、湿気を逃してくれるため快適に過ごせるんですよね。

冬のニットってローゲージのモコモコしたニットに頼りがちですが、アルパカ素材のものであれば薄手のニットでも暖かいため、コートのインナーとして着用してもかさばることはありません。

もちろんアルパカ素材のコートもとても暖かいです。

2.2 アルパカの毛は柔らかく肌触りがよい

マフラーやニットってどうしてもチクチクしていて、普段あまり着ないという人って結構いると思います。

上質なウールを使っていても、チクチクすることは避けられません。

ですがアルパカ素材でできた洋服はとても柔らかいため、ウールやモヘアなどに比べるとチクチク感は皆無とまではいえませんが、かなり少ないです。

そしてアルパカの毛は柔らかくなめらかなのでいいので、ウールよりはるかに肌ざわりがよく柔らかいです。

僕も肌が弱いほうなのでタートルネックのニットなどはほとんど着ることがなかったのですが、アルパカ100%のタートルネックを購入してからはガンガンに着たおしています。

チクチク感があるかは個人差があり、正直カシミヤやシルクよりはらなめらかさは劣りますが、ウールよりは肌触りのいいものが多くなります。

アルパカのグレードによってもチクチク感は変わってきます。

特にランクの高いベビーアルパカやロイヤルアルパカは非常に滑らかで着心地が抜群です。

2.3 アルパカの毛は毛玉になりにくく耐久性が高い

セーターやマフラーは使用とともに毛玉の発生は避けられません。

コートなども毛玉になります。

それはカシミヤなどの高級素材でも同様です。

しかしアルパカでできた洋服は毛玉が非常にできにくい。

個人的にはこの点がアルパカの一番のメリットであり、アルパカ素材の洋服を買う理由です。

キューティクルと呼ばれる毛を覆う鱗のようなものがウールよりもきめ細かくなめらかなことと、他の獣毛に比べ直毛であることが毛玉になりにくい要因です。

僕は先程述べたタートルネックのニットを冬に2~3日に一回は着てますし、普通に洗濯機でも洗いますが、多少の毛羽立ちはあれど毛玉はほとんどできていません。

2.4 アルパカの毛は水を弾きやすく、汚れにくい

アルパカの毛には適度な油分が含まれているため、上品な光沢があります。

そしてこの油分のおかげで水溶性の汚れを弾いてくれるんです。

一般的に動物の毛は水に弱いとされてますが、アルパカの毛は少量の水くらいであれば繊維の中まで浸透することはありません。

また匂いも付きにくいとされています。

アルパカの毛の細さ

アルパカ 特徴

ここで生地の滑らかさに直結するアルパカ繊維の細さについて軽く触れておきます。

アルパカ繊維の細さ

ロイヤルアルパカ 16-20ミクロン

ベビーアルパカ 20-22.5ミクロン

その他一般的なアルパカ 25ミクロン

ミクロンは細さの単位で1ミクロンが0.001mmになります。

ちなみにカシミヤは14~16ミクロン。

ウールは16ミクロン-40ミクロンと幅広いですが、一般的な高級ウールであるメリノウールで23ミクロンです。

滑らかさや耐久性は、繊維の細さ以外にも様々な要因で成り立つため一概に

繊維が細い=滑らかで耐久性が弱い

とは言えませんが、細い繊維ほど価格が高く滑らかで、チクチクしにくく耐久性が弱くなる傾向はあります。(ただしアルパカ繊維は油分の含まれ方やキューティクルの構造上、繊維の太いウールより毛玉になりにくいですが)

ちなみに他サイトでベビーアルパカは赤ちゃんのアルパカの毛と記載されてたりしますが、実際にはベビーアルパカかどうかは毛の細さのみで決まりますので注意です。

アルパカの毛の短所

アルパカは非常に優れた素材で、個人的にもかなり気に入っていまして、短所というものがほとんど思い浮かびません。

しいていうならアルパカの長所それぞれが他の繊維にくらべて飛びぬけておらず、中途半端な点でしょうか。

見た目の高級感や柔らかさでいえばカシミヤには敵いませんし、滑らかさはシルクに劣ります。暖かさでいえばヤクのほうが上でしょうし、丈夫さで言えばコットンのが扱いやすい。

アルパカのランクによってはチクチク感もゼロではありません。

しかし逆にいえば他の素材の短所を補っており、高級感・肌ざわり・保温性・耐久性それぞれが高いレベルにあるため非常にバランスがとれた素材だと思います。

素材選びに悩んだときはアルパカ素材を選べば、失敗することはないでしょう。

強いてもう一点あげるとすればアルパカ特有のにおいがあります。

普段は僕は臭いと感じたことはないですが、洗って水に濡れた状態だと独特の匂いを放ちます。

まあ乾けば匂いは収まりますので、あまり気にする必要はないと思います。

(まとめ)アルパカはチクチクせず、毛玉になりにくい素材

アルパカ素材の特徴を簡単に述べてきましたがいかがだったでしょうか。

冬物のニットやコートは肌触りや毛玉が気になるアイテムが多いので、素材から服を選ぶという視点はとても大事です。

アルパカ素材はそんな悩みを解決してくれる万能な素材。

お洒落になりたいなら、ぱっと見のカッコよさだけでなく、素材などの知識を付けることが重要になってきます。

今までは素材を気にせず服選びをしてきた人も、少しずつ素材にも焦点を当てていけばファッションをより楽しむことができるようになりますよ。

 

この記事が皆さんの役に立てれば嬉しく思います。