この記事は
・治験に興味がある人
・時間を持て余してる人
・まとまったお金が欲しい人
には参考になると思います。
こんにちは。
皆さんは治験という言葉を知っていますか。
治験とは販売前の薬の効果や安全確認のテストに自分が参加して、投薬をしてもらうボランティアになります。
ボランティアではありますが、謝礼金が高額なことから人気のある案件です。
今でこそ治験の情報はネット上に沢山落ちてますが、なかなか具体的な情報を網羅したサイトはほとんどありません。
そこでこの記事では大学生時代に何度も治験に参加した僕が、治験の具体的な入院生活の内容や副作用・食事・治験参加の方法など、治験に関することを解説していきます。
この記事はまとめ記事になっていますので、各章ごとにさらに詳細に書いた個別テーマの記事を用意してますので、興味のある章だけ読んでみるのもありだと思います。
治験とはどんなもの?
先述の通り治験とは、世間に販売される前の薬の検証をするために自身が被験者となって投薬を受けるボランティアです。
健全な成人を対象にした試験から、糖尿病患者のみの試験や肥満の方限定の試験、高齢者が対象の試験など多岐にわたります。
薬だけでなく、健康食品の効果を検証する試験もあります。
また治験は長期間通院しながら投薬と検査を受けるタイプのものから、入院しながら投薬を受けるタイプもあります。
一般的に入院タイプの方が謝礼金が高く人気もありますが、通院タイプの試験は時間に融通が利くので社会人でも参加しやすいというメリットがあります。
どちらもどちらのタイプの試験でも食事制限や採血や尿検査があり、治験に参加できるかどうかの判断をする事前検査でも、治験の実施中でも採決や尿検査の検査を何度も受けなければなりません。
入院タイプの場合、治験実施期間中のほとんどの時間は自由時間のため、自分の仕事や勉強や趣味に時間を費やせるのが魅力の一つです。
また薬が世に出回るまでの過程やそれに携わる人たちの思いを感じることもできるので、社会勉強にもなるでしょう。
こういったことから治験はアルバイトではなくボランティアという括りになります。
治験のデメリットってなにがある?
治験=怖いというイメージもある人もいるかと思います。
実際治験では副作用が起こる可能性はゼロではありません。
もちろんそういう可能性がないように十分な配慮がなされていますし、もしもの場合にはきちんと保障やアフターケアがあります。
その他にも
・採血が多い
・食事制限がある
・集団生活が基本でプライバシーが少ない
・治験の事前検査に受からなかった場合は予定が狂う
などのデメリットがあります。
治験のデメリットについては「治験のデメリットって何がある?参加する際に気を付けることなども解説します」の記事で詳しく解説していますので、興味のある方は併せてご覧ください。
確かにデメリットはありますが、謝礼金の高さや自由な時間が手に入ること・日常では得られない経験ができる点で一度は治験に参加することをオススメします。
治験に確実に受かるために意識すること
先程も述べた通り、治験に参加するには事前検診に合格するがあります。
病気を抱えた人を対象にしている試験では、その症状を患っている人しか参加できません。
逆に健全な成人を対象にしている試験では肝機能や中性脂肪の多さが検査されます。
そのためには治験の事前検査を受ける二週間前から
・油っこい食事を避ける
・水を沢山飲む
・激しい運動は控える
などを意識しなければなりません。
また試験によっては魚類の摂取の禁止や鉄分の摂取の禁止など、その試験特有の制限がかけられる場合もあります。
治験の事前検診の合格率は約40%といわれていますので、治験に確実に合格したい方は「治験の健康診断に受かるためには?確実に合格する方法を伝授します。」の記事を参考にしてみてください。
治験は喫煙者でも参加できる?
結論からいうと治験は喫煙者でも参加できます。
正確には喫煙者でも参加できる試験と、非喫煙者しか参加できない試験があります。
どちらも治験案件の募集要項に喫煙者でも参加可能かどうかの有無が記載されているはずです。
ただし喫煙者OKの試験であっても、入院中の喫煙はできませんので、ベビースモーカーの方は少し辛いかもしれません。
ただ僕も割とタバコを吸う方だったのですが、治験参加中にタバコを我慢したことがきっかけで禁煙が成功できたので、禁煙したい方は治験に参加すると上手くいくかもしれません。
治験はお酒を飲んでても参加できる?
治験は普段お酒を飲んでいる人でも参加できます。
喫煙と違いお酒を飲む人NGの時間はほとんどありません。
ただし治験の事前検査では肝機能もチェックされるため、治験に参加したいと思った日からは飲酒する日を減らしましょう。
毎日お酒を飲む方は3日一度、量はビール500mlと同等のアルコール量までとした方がいいかもしれません。
治験の長期入院に参加してみたいけど大変なの?
治験の中には連続10日以上入院をする試験もあります。
自分の経験談ではありますが、10日以上の入院となってくると少ししんどいなと感じることもありました。
その分謝礼金も高額にはなりますが、長期間の集団生活(ベッド間の仕切りはあります)や好きなものが食べれないストレス、何度もある献血などはやはりストレスを感じます。
不安な方は一週間以内の試験から始めてみてもいいかもしれません。
試験の中には7日×2回など間隔を空けて入院をするものもあり、謝礼金も高額になります。
自分が治験中の自由時間をどう過ごすのかきちんと考えて、参加する日数を選びましょう。
長期の治験に関しては「治験の長期の入院の参加を考えてる人必見!応募方法や注意事項をまとめました。」の記事でも解説していますので、興味のある方は併せてご覧ください。
治験は大学生やフリーターの人にこそオススメです。
普通のアルバイトは給料を貰える代わりに自分の時間が犠牲になります。
ですが治験参加中のほとんどは自由時間のため、空いた時間を課題やスキルアップや趣味の時間へと活用できます。
自分次第で有意義な時間へと変えることができるので、大学生やフリーターなど時間に融通が利く方にこそオススメです。
僕が治験に参加した時の体験談
いざ治験に参加するとなっても、いまいち具体的な過ごし方がイメージできないという人もいると思います。
以前埼玉県の上尾メディカルクリニックに僕が参加した体験記事を「上尾メディカルクリニックの治験に行ってきたのでその体験談をシェアします」で詳細に書いていますので、興味のある方は読んでみてください。
治験に参加するにはどうしたらいい?
治験に参加するためには
・治験施設に申し込む
・治験の募集サイトに登録してから申し込む
の二種類があり、そのうち後者が一般的です。
治験の募集サイトは沢山ありますが、登録や治験へ応募は無料のため、自分が使いやすそうだなと思ったサイトにまずは登録をしましょう。
「治験の募集サイトのおすすめをまとめました。どこに登録するのがいいの?」の記事でオススメの治験募集サイトを紹介してますので、選び方の参考にしてみてください。
いかがだったでしょうか。
この記事が皆さんの役に立てれば嬉しく思います。