この記事は
・治験への参加を考えている人
・長期休みのバイトを探している大学生
・すぐにお金が欲しい人
には参考になると思います。
こんにちは。
治験という言葉を聞いたことがありますか。
治験とは販売前の薬の効果や安全確認のテストに自分自身が参加することです。
薬は世に出回るまでに、とても長い間様々な実験が繰り返され、多くの一般の方々がボランティアとして参加した治験を経て、市販薬として発売されることになります。
治験はアルバイトではなくボランティアという括りですが、きちんと協力費という名目でお金をもらうことができ、貰える金額もなかなか高額です。
なので一度治験に参加すると、その後何度も治験に参加しているという人も結構います。
治験に参加する人の職業は様々ですが、自分の経験からいうと学生さんが多いです。
そして大学生の方こそ一度は治験に参加してほしいと思います。
この記事では学生時代に治験に参加しまくった僕が、大学生に治験への参加を勧める理由をシェアしていこうと思います。
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治験を大学生にこそオススメする理由
1.1 お金を稼ぎながら自分の作業ができる
治験が他のアルバイトと決定的に違うところは、治験参加中は病院内に拘束こそされますが、病院内での時間の多くは自由時間のため、自分がしたい作業をすることができます。
本を読んでもいいし、英語の勉強をしてもいい、僕みたいにブログを書き進めてもいいし、なにもせずにダラダラしてもOKです。
普通のアルバイトをする場合は、自分の貴重な時間を犠牲にした対価として給料を得ることができます。
色々な経験が積めるという点でアルバイトをするメリットはありますが、貴重な二十代の時間を犠牲にしている側面もあります。
旅行に行ったり、学科の課題をしたり、スキルアップのための勉強をしたりする時間をバイトに費やしすぎるのはちょっともったいないことではありますが、お金を稼がなきゃいけないこともまた事実。
治験に参加にすれば、高額な協力費をもらいながら大学の課題をしたり、自分のスキルアップの勉強をしたりが可能になります。
基本的に治験で入院する場合、一泊1.5万~2万程が協力費の相場なので、起きている間ずっと時給が発生しているようなもんですね。
食事の時間や就寝時間・献血時間や投薬時間はきちんと決まっているので24時間全部がフリーというわけではないですが、多くの時間を自由に使うことができますよ。
僕は大学4年に上がる直前の春休みに5泊6日×二回の治験に参加したのですが、その時は大学院に進学希望だったので、治験中はがっつり院試の勉強をしながら約20万円を得ることができました。
普通のバイトで20万を得るために働いたら間違いなく院試の勉強時間は取れてませんので、とても有効的な時間の使い方ができたと思います。
1.2 長期休みがある大学生は参加しやすい
治験は意外と色んな病院で頻繁に募集されているため、参加したいと思えばすぐに近場の治験を見つけることができます。
治験は数日間通院するタイプのものから、1泊2日などの短期入院のものや15泊を超えるような長期入院タイプのものまで様々です。
当たり前ですが、社会人になると入院タイプの治験はなかなか参加できません。
長期の治験の場合は、フリーターであっても長い期間、自分の職場のシフトを空けとくことは難しいのではないでしょうか。
つまり長期の治験は、夏休みや冬休みのある大学生こそ参加しやすいのです。
卒業すればなかなか治験できる機会はありません。
自分のために時間を有効活用したい学生時代こそ治験に参加してみましょう。
1.3 健康的な生活が送れる
実家暮らしをしている人はあまり気にすることではないかもしれませんが、一人暮らしをしている大学生の方で普段の食事の栄養バランスを気にしている方ってどれくらいいるでしょうか。
治験に参加するためには事前検診をクリアする必要があり、検査日の数日前から脂質を控えた食事をし、水を沢山飲み、アルコールを控えるよう病院側から指示を受けることになります。
今まで脂質の量など気にしてなかった人が毎食の栄養素をチェックし始めると、自分がいかに不摂生な食事をしていたかに気付くことができます。
まあ年齢的にきちんと栄養管理を徹底する必要はないのですが、学生時代にこういった栄養素と自身の体調に意識を向けるきっかけってほとんどないので、治験への参加はそのいいきっかけになります。
また治験に参加中の食事も病院食ということで栄養バランスがきちんと考えられています。
意外かもしれませんが、治験中の食事は割りと豪華で美味しいですよ。(病院によって差はありますが)
もちろん毎食無料で食べれますし、栄養バランスもよく味も美味しいので、コンビニ弁当に頼りきりな一人暮らしの大学生にはうってつけです。
大学生が治験に参加するデメリットはある?
治験に興味はあるが副作用が怖いという方も多いと思います。
実際に治験は副作用も含め、デメリットもあります。
治験のデメリットについては「治験のデメリットって何がある?参加する際の注意事項なども解説します」の記事でまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
治験はアルバイトではなくあくまでもボランティア
正式には治験はアルバイトではありません。
謝礼金が貰えるボランティアです。
なのであまり給料などという言葉を治験スタッフに使わない方がいいでしょう。
あまりいい気をしない人もいます。
謝礼金については、事前検診時にきちんと説明がありますので、心配する必要はありません。
実際に薬が世に出回るまでのプロセスに参加できる経験は社会勉強にもなるため、普通のアルバイト以上に、いい社会勉強になります。
治験に参加する方法
治験に参加するためには
・治験の実施施設に直接申し込む
・治験の募集サイトに登録してから申し込む
の二つの方法があります。
多くの場合は後者の治験募集サイトに登録して応募するのが一般的です。
治験募集サイトは治験参加者と治験施設の仲介役みたいなものなので、これらのサイトには多くの治験の案件が掲載されています。
詳しい説明は「治験の募集サイトのおすすめをまとめました。どこに登録するのがいいの?」の記事で解説していますので参考にしてみてください。
いかがだったでしょうか。
この記事が皆さんの役に立てれば嬉しく思います。