この記事は
・なかなか友人ができなくて悩んでいる方
・人とコミュニケーションをとるのが苦手な方
・趣味や人生観が周りの人とのズレを感じる方
には参考になると思います。
こんにちは
この記事のタイトルをみて、それでもこのブログを読んでいる方。
もしかしたら人付き合いに対して悩みを心に抱えたままの方が多いのかもしれません。
「あいつみたいに友達多くない」
「大学ではずっと一人でご飯食べていてむなしい」
「自分の将来やりたいことや好きなことに周りが否定的で寂しい」
こんなことを心に浮かべている方。
若いときって、友達は多い方が人として勝っているみたいな暗黙の風潮がありませんか。
そして一人で過ごすことがダサいみたいな風潮ってあった気がします。
だから
友達が少ないと焦るし孤独を感じる → 無理に自分を演じて人と仲良くする → 友人との価値観の違いにまた孤独を感じる
というスパイラルに陥ります。
人によっては友達が少ないどころか、ずっと一人のままという方もいるかもしれません。
ですが友人が多くなくとも、常に一緒にいてくれる人がいなくとも全然有意義に生活できますし、考え方次第では全然辛いものではありません。
今は孤独に悩んでいる人もいるかもしれませんが、大人になるとそんなこと気にならなくなりますので、今辛くても前向きに生きましょう。
孤独は人を強くする
1.1 孤独とはどういうもの?
この記事で述べている孤独とは
・友人などがおらず、常に一人で生活している方
・周りとの目標の違いから、一人でその目標に向かって努力し続けている方
の2パターンがあります。
最初の[友人などがおらず、常に一人で生活している方]とは、言葉の通り、学校などで友達がいない人やいじめを受けている人のことです。
[周りとの目標の違いから、一人でその目標に向かって努力し続けている方]とはどういう人のことでしょうか。
自分のことで例えるなら、僕は将来やりたいこと・なりたい自分があり、そこにむかって努力し続けてきたつもりですが、その分友人との付き合いや結婚等(ある程度)、犠牲にしてきたものもありました。
僕は田舎育ちで、地元の友人はみな結婚し安定した生活しています。
僕は時間がもったいないからと人の結婚式や同窓会にも行かないので、よくそういう友人たちから(好きなものだけを追い求めるような)この生き方に対して批判されることも少なくありません。
そしてたまには彼らの生き方の方が良く見えたり、自分の生き方が間違っているんじゃないかと思うこともあり、努力することに孤独を感じることもありました。
ですが今ではどちらの生き方も間違ってないと思えますし、自分の生き方を後悔することもなくなりました。
ではなぜこのような孤独を感じる生き方は間違ってないと思えるのか。
1.2 孤独ってよくないこと?
僕の体験談や周りの人の話を聞いてて思うのは、人は一度は孤独な時間を経験した方がいいし、孤独になって失うものなんてほとんどないということ。
孤独は自分と向き合う時間になります。
人はみな弱く他人の意見や価値観に影響されやすいものです。
勿論多くの人から影響をうけながら自分の考えを形成していくことは大事なことですが、自分の将来についての決断などは自分で決めるべきです。
周りを見ていると自分の将来を簡単に他人にゆだねている人が多すぎる気がしていて、それはやはり沢山の人と関わることの負の側面かなと思ったりしています。
何よりどんなに他人が自分の将来のことに意見を言ってきても、その助言に従った結果がよくない結果になったとき、誰も将来のことに責任をとってくれません。
ですが孤独を一定期間経験すると、あらゆる決定を他人に委ねず自分で行う精神的な強さが身に付きます。
僕は上京してから最初の半年くらいは大した友人もおらず、孤独を感じていました。
初めての一人暮らしのことや、やりたいことがあるのになにもやり方がわからないこと、知らない街で生きていくことなど、多くのことを自分で考え、決定しなければいけませんでした。
元々僕は優柔不断で他人頼りで生きてきましたが、この経験で少しは精神的に強くなれた気がします。
昔は一人で旅行など考えられませんでしたが、今では知らない旅先でトラブルが起きても全然落ち着いて対処できるのはこれらの経験があったからでしょう。
孤独を感じている人はその分成長できているはずです。
1.3 それでもいつかは自分を理解してくれる人が現れる
今まで述べてきたことはどちらかといえば自己中心的な側面があり、「周りの人から良く思われないんじゃないか」と思われるかもしれません。
ですが自分の人生を他人の意見に委ねないだとか、一人だけ周りとは違った生き方をしてるくらいで、負の感情をもつような相手なんてぶっちゃけ大した友人ではないと思います。
そしていつかは自分の意見を共感してくれる人があらわれます。
自分や周りの人の話、本を読んだ感じから推測するとそれは20代以降に出会った人の場合が多いです(もちろん幼馴染でずっといい関係を保てることもあります)
みんなに都合よく接するのではなく、そういう生き方を共感あるいは刺激しあえるような人を大切にしましょう。
そして学生の方などで友達がいない、あるいは人生観があう友人がいないと感じている方!
さきほど言ったように本当に気心しれた友人は20代以降に出会う可能性がありますので、今周りにそういう人がいなくても気にすることはありません。
ぶっちゃけ中学や高校、大学と仲良くしてた人達のほとんどは今何しているかも知りません。
そりゃ価値観が変われば付き合う人も変わるので、当たり前ではありますが。
周りに同調しない自分だけの生き方を追求すれば孤独になるのは避けられないことなので、割り切りましょう。
同調圧力に合わせて生きるよりよっぽど個性があって人間的だと思います。
孤独を感じたときの対処法
2.1 色んな成功者の自伝を読もう
ここまで記事を読んでみてなんとなく「孤独って悪いことではないのかも」と思ってもらえれば嬉しいのですが、将来のことはやはり皆不安に思うもの。
そういう時におすすめなのが、ある分野で成功を収めた人の自伝を読むということ。
別に成功者のものでなければいけないわけではありませんが、人生をうまく生きている人がみな一度は孤独な時期を味わい、それが今の成功に繋がっているというのを知れば孤独の必要性がより一層わかると思います。
このような自伝に出てくる人は共通して孤独な時代を過ごしてるんですよ。
周りの人から共感されず、一人黙々と考え努力する。
人によっては誰かと遊ぶどころか全く人とプライベートで接することなく黙々と孤独に向き合っており、そういう姿を知れば勇気をもらうことができますよ。
2.2 一人旅に出よう
少しお金に余裕ができたら一人で遠出してみるのもおすすめです。
いきなり海外などに出かける必要はありません。
今まで友人や家族としか遠出したことがない人って意外と多いです。
そういう人は隣の県に出かけてみるとかでもいいと思います。
隣の県とはいえ、一人で出かけたことがない人にとってみればほんとにわからないことが多いんです。
色々行き方や宿泊場所、使う携帯のアプリなど決断することがほんとに多い。
慣れれば大したことありませんが、知らない人からすれば飛行機を乗ることすら難しく感じると思います。
ですがこうやって一人で色々行動すると決断力が身に付くだけでなく、色んなことを自分で考えることができ精神的に成長でできますよ。
ここまで見てきた通り、孤独とは別に悪いことではないのです。
日本人は子供の頃から友達は多い方がいいという価値観を植え付けられすぎな気がします。
ですが一人でじっくり自分と向き合うことでしか得られないことは沢山ありますので、孤独で悩んでいる方は気にせずに今の自分を愛していきましょう。
この記事が皆さんの役に立てれば嬉しく思います。