大学生活

楽天カードアカデミーを詳細に解説。楽天カードとの違いが知りたい方は必読

この記事は

・楽天カードアカデミーに申し込むか悩んでいる方

・楽天カードアカデミーと楽天カードの違いを知りたい方

・お金に困っている大学生

には参考になると思います。

 

こんにちは。

学生の方でも審査に通りやすいといわれる楽天カード。

実際に大学生や専門学生のうち、初めて作ったクレカが楽天カードだったという人も多いのではないでしょうか。

しかし楽天グループからは楽天カードアカデミーという学生向けのクレジットカードが発行されているのをご存知ですか?

「楽天カードは学生向けのカードって聞いたのに、楽天カードアカデミーとどう違うの?」

と疑問に感じる人もいるでしょう。

そこでこの記事では、楽天カードアカデミーの特徴を楽天カードと比較をしながら解説していきたいと思います。

どちらのカードに申し込むか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

楽天カードアカデミーは学生向けのクレジットカード

まずは楽天カードアカデミーの特徴や機能を解説していきたいと思います。

1.1 楽天カードアカデミーは18歳から28歳までの学生であれば利用可能

楽天カードアカデミーは学生かつ18歳から28歳までの人であれば利用ができます。

意外と対象の年齢幅が広く、専門学生・短大生・大学生・大学院生のいずれかであれば申請をすることができます。

ちなみに学校を卒業すると、卒業年の6月に自動的に楽天カードへと切り替わる仕組みになっています。

なので学生じゃなくなったからといって、クレジットカードが使えなくなるというわけではありません。

1.2 年会費は無料

楽天カードアカデミーは年会費がかかりません。

学生は社会人に比べて収入があるわけではないので、年会費無料というのは地味に大きいです。

1.3 国際ブランドはVisaかJCB

国際ブランドはVisaとJCBの二つから好きな方を選ぶことができます。

他のクレジットカードに比べてMasterCardなどが選択肢にないため、取り扱いブランド数はかなり少ないようです。

1.4 利用可能限度額は30万円

楽天カードアカデミーの利用可能限度額は30万円になります。

明らかに他のクレジットカードより少ないですが、学生で30万円が使えれば困る機会はないのではないでしょうか。

使いすぎて返済に困る可能性もあるので、個人的には30万円は十分な金額だと思います。

ちなみにカードを手にしてすぐの利用可能額は5〜10万の場合がほとんどで、カードの利用と返済を繰り返して信用を積み上げることで、この利用可能額は上がっていきます。

1.5 楽天学割が自動で付随

楽天学割とはカードの有無に関係なく、15歳〜25歳の方であれば誰でも入会できるサービスです。(学生だけでなく社会人も入会可)

通常楽天学割は身分証の提出などの登録作業をしなければ、利用することはできないのですが、楽天カードアカデミーを発行すれば登録作業などをせず自動的に楽天学割のサービスを受けることができます。

楽天学割のサービスには

・楽天市場の送料無料クーポンの配布

・Rakuten fashionの500円クーポンの配布

・楽天市場や楽天ブックスのポイントの高還元

などがありますので、これらを利用する人によっては魅力的なサービスだと思います。

1.6 海外旅行傷害保険が付随

楽天カード アカデミーには、楽天カードと同等の「海外旅行傷害保険」が付帯しています。

楽天カードアカデミー
海外旅行傷害保険
保険金額
死亡・後遺障害 最高2,000万円
傷害治療費用 最高200万円
疾病治療費用 最高200万円
賠償責任 最高2,000万円
救援者費用 最高200万円
携行品損害 最高20万円(自己負担額3,000円)

ただしこの保険を受け取るためには利用条件があり、出国前に渡航先への航空チケットや目的地までの乗継便の航空券の代金の一部をカード払いしている必要があります。

日本を出国した後で、現地での交通移動にカードを使っても保険は発動しませんのでご注意ください。

楽天カードアカデミーのメリット 楽天グループポイント高還元サービスが豊富

他の楽天サービスを楽天カードアカデミーで決済することでポイント高還元が期待できます。

還元率が楽天カードよりも高いということが楽天カードアカデミーの特徴ともいえます。

なのでこの章では楽天カードアカデミー特有のポイント還元サービスについて解説していきます。

楽天ポイントは楽天ポイント加盟店では1ポイント=1円で利用できます。

2.1 楽天ブックスは初年度ポイント4倍

楽天ブックスは、本・雑誌・ブルーレイ・DVD・CD・ゲームなどを取り扱う通販サイト。

楽天ブックスの料金を楽天カードアカデミーでカード決済することで、楽天ポイントの還元率が4倍になるんです。

4倍の内訳は、「通常ポイント」「カード特有サービスポイント」「カード利用通常ポイント」「カード利用特典ポイント」がそれぞれ1ポイントずつ。

「カード利用特典ポイント」は一年間限定ポイントなので、一年後はポイントが3倍になります。

通常の楽天カードは「カード利用特典ポイント」と「カード特有サービスポイント」がないため、2倍の還元率になります。

楽天カードアカデミーの方がお得ですね。

本やDVD・CDをよく買う方は見逃せないサービスではないでしょうか。

2.2 楽天ブックスダウンロード ポイント3倍

楽天ブックスの本やゲームにはダウンロード版があり、それらを楽天カードアカデミーで料金を払いダウンロードするとポイントが3倍になります。

こちらの内訳は「通常ポイント」「カード特有サービスポイント」「カード利用通常ポイントポイント」がそれぞれ1倍。

通常の楽天カードは「カード特有サービスポイント」がなく2倍の還元率なので、楽天カードアカデミーの方がお得なのがわかると思います。

2.3 楽天トラベル 高速バス予約でポイント3倍

楽天トラベルの高速バスの予約料金を楽天カードアカデミーで決済することで、楽天ポイントが3倍になります。

3倍の内訳は「通常ポイント」「カード特有サービスポイント」「カード利用通常ポイント」がそれぞれ1倍ずつです。

ちなみに通常の楽天カードは「カード特有サービスポイント」がなく、2倍の還元率なので、楽天カードアカデミーの方がお得ですね。

2.4 新規入会時のポイントは最大5555ポイント

楽天カードアカデミーに申し込み審査に通ると最大で5555ポイントもゲットできちゃいます。

内訳としては、

1.新規入会特典2000ポイント

2.カード利用特典3000ポイント

3.市場利用特典555ポイント

になります。

1.の新規入会特典の2000ポイントは楽天カードアカデミーのカードを受け取るとなにもせずにもらえるポイントです。

2.のカード利用特典の3000ポイントはカードお申し込みの翌月までにカードをショッピング利用することで貰えるポイントになります。

3.の市場利用特典の555ポイントは、カード申し込みの翌月末までに、楽天市場でカードを使ってショッピングをすることで貰えるポイントになります。

通常の楽天カードでは、1.の新規入会特典ポイントと2.のカード利用特典の計5000ポイントが貰えるポイントになりますので、楽天カードアカデミーの方が555ポイント多く貰えるということになります。

2.5 楽天市場でのポイントは3倍 通常の楽天カードと同等

楽天カードアカデミーを使って楽天市場で料金を支払って買い物をすると、ポイントが3倍になります。

内訳は「通常ポイント」「カード利用特典ポイント」「カード利用通常ポイント」がそれぞれ1倍ずつ。

通常の楽天カードも楽天市場ご利用時のポイントは3倍になりますので、これは楽天カードも楽天カードアカデミーも違いはありませんね。

通常の楽天カードと楽天カードアカデミーの違いを比較

ここまでの流れを踏まえて楽天カードと楽天カードアカデミーの特徴をまとめると以下の通り。

楽天カード 楽天カードアカデミー
年会費 無料 無料
入会条件 18歳以上28歳以下 18歳以上
国際ブランド ・Visa

・JCB

・Visa

・JCB

・MasterCard

・American Express

限度額 100万円 30万円
キャッシング枠 あり なし
入会特典 最大5000ポイント 最大5555ポイント
ポイント還元 ・楽天ブックスポイント2倍

・楽天ブックスダウンロードポイント2倍

・楽天トラベルポイント2倍

・楽天市場ポイント3倍

・楽天ブックスポイント4倍

・楽天ブックスダウンロードポイント3倍

・楽天トラベルポイント3倍

・楽天市場ポイント3倍

海外旅行傷害保険 2000万円 2000万円

 

通常の楽天カードについて詳しく知りたい方は「大学生がクレカを作るなら楽天カードがオススメの理由や審査に通る方法を解説」を参考にしてみてください。

大学院に進学する方は楽天カードアカデミーの申し込み前にここをチェック

前述の通り楽天カードアカデミーは学生期間が終わると、自動的に通常の楽天カードへ切り替わります。

つまり大学の四年間が終了すると、卒業年の6月に新しく通常の楽天カードが送られてきます。

しかし大学院に進学した場合はまだ学生ですから、楽天カードアカデミーを使い続けることも可能です。

楽天カードアカデミー使用希望であれば、新しく届いたら楽天カードを解約して、改めて楽天カードアカデミーに申し込む必要があります。

少々面倒ですね。

楽天カードアカデミーと楽天カードどっちを申し込むべき?

結論からいえばどちらも大きな大差はないので、好きな方を選べばOKです。

強いていうならば

・Visaカードなどを既に一枚もっていて、MasterCardのクレカが欲しい人や現金が必要でキャッシング枠が欲しい人は通常の楽天カード

・楽天ブックスや楽天トラベルを頻繁に使う人は楽天カードアカデミー

という選び方でいいと思います。

僕が大学生の頃、周りはほとんど通常の楽天カードを使っていたので、個人的には通常の楽天カードをオススメしますがどちらを選んでも間違いないかと。

 

いかがだったでしょうか。

この記事が皆さんの役に立てれば嬉しく思います。