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ファッション

ニットと素材の関係を徹底解剖!失敗しない買い物をするための説明書

この記事は

・セーターやマフラーの購入を検討している方

・ニットの見た目や価格だけでなく、機能性にもこだわりたい方

・買った服を長く愛用したい方

には参考になると思います。

 

こんにちは

皆さんはセーターやマフラーを購入する際はなにを重要視しますか。

見た目や価格などで判断される方もいるでしょう。

あるいは保温性や耐久性といった機能面を重視される方もいるかもしれませんが、機能性がいいかどうかというのはぱっと見でわかるものではありません。

ですがニットアイテムの見た目や機能性は素材との関係で大きく変わってきます。

つまり素材の特性を知れば、どのニットを買えば自分が求めているものが満たされるのかがわかってきます。

なのでこの記事ではニットと素材の関係について、様々な角度から解説していこうと思いますのでぜひ参考にしてみてください。

ニットの素材は大きく分けて三種類ある

ニットとは編み物生地そのものを指している言葉で、セーターはそのニット生地を使用して作られたトップスのことをいいます。

そしてそのニット生地の素材は大きくわけて動物繊維・植物繊維・化学繊維の三種類に分けることが可能です。

動物繊維と植物繊維はまとめて天然繊維と呼ぶこともあります。

1.1 動物繊維のニットの特徴

ニット 動物繊維

動物繊維はウールやカシミヤ・アンゴラ・モヘア・アルパカ・ヤク・シルクなどの動物からとれる毛のことですね。

高級感のある風合いがあり、他の繊維に比べて保温性も高いため冬服の素材としてよく使われます。

価格も高価なものが多いですが、その反面チクチクしやすかったり、水洗いしにくく虫食いがよく起きるなどのデメリットもあります。

1.2 植物繊維のニットの特徴

コットン ニット

植物繊維と呼ばれるものにはコットンやリネンなどがあります。

動物繊維と比べると硬めの生地感になりますが、決して着にくいことはなく、ハリと軽やかさが両立しています。

毛玉が一番できにくいにもこの素材。

水洗いでき虫食いもないため、比較的扱いやすい素材といえるでしょう。

保温性は動物繊維よりも劣りますが,春先や初秋などの暖かい時期にも着ることができます。

通気性が高いので、暖かい気温の時でも快適に着用できるので一枚持っておくと重宝します。

1.3 化学繊維の特徴

化学繊維はその名の通り人工的に作られた繊維のことで、ポリエステルやナイロン・アクリル・レーヨンなどがこれに当たります。

化繊の一番のメリットはなんといってもチクチク感がないこと。

価格も安く、水で洗っても他の素材と比べて縮みが少ないので気楽に着ることができます。

染色性が高いので、鮮やかなカラーのニットが欲しいなら化繊素材を探すのがベスト。

しかし静電気を帯びやすく、結果として毛玉ができやすいというデメリットもあります。

ニットを買うときに化繊の素材を選ぶメリット・デメリットを徹底解説 この記事は ・コスパのいいニットがほしい人 ・化繊にネガティブなイメージをもってる人 ・ニットの手入れの仕方を...

ニットに毛玉が出来やすい素材とは

ニットはどうしても毛玉が出来やすい生地ですが、素材によって毛玉が出来やすさが変わってきます。

植物繊維はどれも毛玉が出来にくく、化学繊維は毛玉が出来やすいといえます。

動物繊維もどちらかといえば毛玉になりやすい素材なのですが、素材によって毛玉のできやすさが多少変わってきます。

ウールやカシミヤは毛玉が出来やすいのですが、逆にアルパカやモヘアは毛玉になりにく性質があります。

ニットで毛玉ができやすい素材って何?手持ちの服を長く着たいなら読んで損なしの記事でより詳細に解説していますので併せてご覧ください。

ニットの素材で一番洗濯やお手入れしやすいのは?

ニットの素材で一番手入れしやすいのはコットンです。

二番目がリネンになります。

洗濯やお手入れ、つまりケアのしやすさとういのは

・毛玉のできやすさ

・縮みにくさ

・虫食いの有無

によって決まります。

コットンのニットは洗濯すると多少の縮みはありますが、毛玉もほとんどできませんし虫食いの心配もないので、ブラッシングをマメにする必要もなく、季節の変わり目にクリーニングに出し忘れても問題ありません。

リネンも非常に扱いやすいのですが、コットンと比較すると、水洗いしたときの縮み量が大きいのが少々気になります。

動物繊維でケアしやすいのはアルパカになります。

アルパカは適度な油分を含んでいるため汚れや匂いがつきにくいので、クリーニングにださずともブラッシングのみでワンシーズン耐えることができます。

コットンやリネンほどではないですが、毛玉もできにくいです。

アルパカの毛の特徴を解説!素材を知ればニットやコートの選び方が分かりますの記事でアルパカ素材について詳細に解説しております。

化学繊維はどれでも縮みが少ないので自宅で洗うことができ、虫食いの恐れもないのでクリーニングに行く必要がありません。

ただし毛玉はかなりできるので、気になる人は毛玉取りをする必要がありますね。

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ニットの素材で一番チクチクしやすいのは?

セーターでもマフラーでも、ニット生地のアイテムはチクチク感がつきもの。

そのチクチク感を避けたいのなら、動物繊維で作られているものを避けること。

特にモヘアやウールはチクチクしやすいです。

逆に植物繊維や化学繊維はチクチク感がほとんどないので、敏感肌の人にオススメです。

動物繊維でもシルクはチクチク感がほとんどありません。

カシミヤやヤクもチクチク感はかなり少ないですが、敏感肌の人は多少の不快感は伴うかもしれません。

ニットの素材とチクチク感の関係についてはチクチクしないニットが欲しいなら素材もチェック。マフラーやセーターの選び方の記事でより詳細に解説しています。

肌触りの良さを求めるならカシミヤ素材のニット

チクチクしないと肌触りが気持ちいいというのは少し違います。

化繊でできたニットはチクチクこそしませんが、触った触感が気持ちいとはいえません。

逆に動物繊維でできたニットはチクチク感こそありますが、触った触感は柔らかくて気持ちがいいものが多いです。

特に高級素材であるカシミヤは柔らかいだけでなく、独特のヌメリ感があり着心地が抜群です。

カシミヤは動物繊維の中ではチクチク感も少ないので、高価ですがオススメの素材です。

特にカシミヤ70%シルク30%の配合はニットの黄金比率とも呼ばれ、極上の肌ざわりなので一度は手に取ってもらいたいですね。

他にもアンゴラはフワフワ感が、アルパカも独特のヌメリ感があり、ヤクもカシミヤと同等の柔らかさがあるので着心地がいいですね。

一番暖かいニットの素材はどれ?

ニット 暖かい 素材

保温性を重視するのであれば、動物繊維を選びましょう。

動物繊維の中でも一番暖かいのはヤクといわれています。

それに次いでアルパカ・カシミヤの順で暖かいです。

逆にシルク・モヘアは動物繊維の中では保温性が低いとされていますが、モヘアのニットは毛の特性上、厚手になりがちなので結果的に暖かいですね。

ちなみに化学繊維で保温性の高いニットが欲しいという方はアクリル100%のものを買うといいでしょう。

ウールよりも保温性は落ちますが、化繊の中では一番暖かいと思います。

ニットの素材で夏にむいているのは?

ニットが好きすぎて夏にもニットが着たい方って結構いますよね。

夏用に着るニットを買うならば、素材はコットン・リネン・ポリエステルを選ぶようにしましょう。

コットンやリネンなどの植物繊維は通気性が抜群なので、汗をかきやすい時期に着ても不快感がありません。

またポリエステルは他の化繊と同じように通気性は低いですが、汗をかいてもすぐに乾く性質があり、常にサラサラした肌ざわりのため、暑い時期でも快適に着ることができます。

もちろん生地の厚みによって夏に着れるかどうかは変わってきますが、素材という観点から述べると、コットン・リネン・ポリエステルがオススメです。

 

いかかだったでしょうか。

素材の特性を知れば、服の選び方が大きく変わります。

 

この記事が皆さんの役に立てれば嬉しく思います。