この記事は
・大学院の進学先に悩んでいる人
・学部とは異なる大学院への進学に不安を感じている人
・違う大学の研究室での体験談が知りたい人
には参考になると思います。
こんにちは
大学生の中には就活をせずに大学院へ進学し、専攻科目の学びを深めたいという人もいることでしょう。
僕も大学4年生の初めに大学院への進学を決意し、他大学の大学院へ進学した経験があります。
他大学の研究室へ進むときめたはいいものの、わからないことも多く不安な毎日を過ごしている方も多いのでは。(僕がそうだったので、その気持ちは痛いほどわかります)
特に今在籍している大学よりも、高い偏差値の大学院へ行く学歴ロンダリングは何かとネガティブに語られることが多いです。
ですが僕の経験上から結論を述べると、学歴ロンダリングでのデメリットはほとんどないので気にすることはありません。
これからその理由を述べていきます。
ちなみに専攻はデザイン・芸術系でしたが、理系の大学院へ通っていた友人も多くいるため、理系の大学院へ進学を考えている方にも参考になると思います。
外部から来た学生は内部進学の研究室のメンバーと仲良くできるのか
外部の大学院へ進学する際、真っ先に考えることの一つが、
「進学予定の研究室にはどんな人がいるか」
だと思います。
詳しくいうと自分は偏差値の低い大学から進学するわけですから
「自分より学力の高いメンバーの研究についていけるのだろうか」
「学部での偏差値の差から、馬鹿にされたり見下されたりするのでは。」
など考える人もいると思います。
今でこそ馬鹿らしいなと思いますが、大学4年生の僕はこのようなネガティブなことばかり考えてました。
結論を述べますと、このような心配をする必要はありません。
進学先の研究室の学生たちは能力や性格は違えど、目標や志は近いものをもっているはずなのですぐに打ち解けることができると思います。
少なくとも僕はそうでしたし、他の外部生も問題なく打ち解けているようでした。
なんなら進学先の大学院の違う研究室の人たちともすぐに仲良くなることができました
しいていうならば、研究室のメンバーや教授との人間関係はどうしても合う・合わないがでてくると思います。
ですがそれは今の大学に入学するときや就職時も同じはず。
どうしても人間関係は運的なものがありますからね。
もし進学先で合わないメンバーがいた場合は、ビジネス的な付き合いとして割り切りましょう。
進学は友達を作るためではなく、あくまで自分の成長のためにするものです。
性格が合わないメンバーがいても割り切って付き合えば、目標が似ているせいか、互いに刺激しあえる間柄にはなれますよ。
また学んできたこと、教えられてきたことが違うため、価値観の違いに困惑するかもしれません(少なくとも内部進学メンバーは自分より長い期間、教授から知識や思想の教えを受けている)
ですが裏を返せば、自分の知らない価値観を知ることが成長へつながります。
なのでこの点は外部進学者のメリットといっていいかもしれません。
そして新しい環境に行くだけで、研究・創作意欲は大きく高まります。
またその新しい環境で、人生をかけて付き合える同じ志をもった仲間に出会えるかもしれません。
僕自身が大学院時代に得た仲間はこれからも付き合っていける人たちで、今でも彼らと会うと刺激がもらえます。
学歴ロンダリングは就職に影響するの?
他大学の大学院に進学する際に、一番多くの人が気にするところが就職に関してではないでしょうか。
これも結論から述べると全く気にする必要はありません。
言い換えると、内部進学者が外部進学者に比べて優位になることはないと言い切っていいと思います。
大学院は学部に比べて研究や製作活動の比重が高くなるため、就職に必要なのは自分の実力であったり、大学院で自分がなにをやってきたかが重要になります。
なので就職どうこうで進学先を決めるのではなく、自分が好きなことを本気で取り組んでいける環境はどこかということを考えて進学先を決めるようにしましょう。
いい環境に行き、いい教授のもとで頑張れば実力は必ず伸び、その結果がきちんと就職に反映されると思います。
学歴ロンダリングの メリット・デメリットまとめ
ここまでみてきた外部の大学院の進学のメリットをまとめると
・新しい環境はモチベーションを高める刺激になる
・同じ志の仲間に出会える
・有名な教授の近くにいることでいい影響をもらえる
そしてデメリットもまとめると
・人間関係は運によって左右されるため、合わないメンバーがいる可能性がある
・内部進学メンバーとの価値観の違いに最初は戸惑う
僕自身、外部の大学院で得れた学びは非常に大きなもので、とても有意義な時間を過ごせました。
ですのでこの記事を観ている方で、進学先に悩んでいる方!
是非新しい環境に行くことを恐れず、チャレンジしていくことを僕は勧めます。
最後まで読んでくれてありがとうございました。