この記事は
・コンバースのチャックテイラーを購入予定の方
・チャックテイラー70ののディテールを知りたい方
・チャックテイラー70の偽物判別を知りたい方
には参考になると思います。
こんにちは。
アメリカ版のコンバースと呼ばれるチャックテイラー70ことCT70は私たちを惹きつけてやまないスニーカーであり、細部のデザインにまで凝った名品です。
そのチャックテイラー70のディテールデザインは年を経るごとに少しづつ変化を遂げているのをご存じでしょうか。
近年ではファーストストリングとプレミアムラインという二つの種類があり、細部のデザインが異なります。
この記事ではこの二つのラインを中心に、チャックテイラー70のディテールの変化について述べていこうと思います。
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チャックテイラーの三ツ星 ファーストストリングとは
ファーストストリングを簡単に言うならば、現行型のチャックテイラー70のこと。
三ツ星タイプとも言われています。
現在販売されているアメリカのナイキ社が出しているチャックテイラー70は全てファーストストリングに当たるため、私たちが一番よく目にしているデザインになります。
デザイン詳細は後程述べます。
チャックテイラー70は日本の量販店で販売されているオールスターとは異なりますので、チャックテイラー70とオールスターの違いが分からない方は以下の記事を参考にしてください。
チャックテイラーの一ツ星 プレミアムラインとは
プレミアムラインは2017年まで展開されていたラインになります。
こちらはヒールパッチのデザインから一つ星と呼ばれています。
先程のファーストストリングと並行して商品展開がされてましたが、2017年に廃止されたことで古着屋やオークションでしか手に入らなくなりました。
なのでこれからは価値が上がり、値段も高騰する可能性があります。
所有している人は資産として扱っていいかと思います。
ファーストストリングとプレミアムラインの違い(写真付き)
一見すると同じようなデザインなのですが、よく見てみると細部が異なります。
3.1 ヒールパッチの違い
一番わかりやすいのはヒールパッチ。
ファーストストリングは星が三つあるので三ツ星タイプ。
対してプレミアムラインは星が一つなので一ツ星タイプと呼ばれています。
3.2 インソールの違い
こちらはチャックテイラー70のインソール。
フォントのデザインが全然違いますね。
3.3 箱の違い
購入時の付属品である箱も色やフォント、レイアウトが異なります。
チャックテイラー70といえば赤系の箱というイメージが強いですが、プレミアムラインは黒色の箱になります。
ファーストストリングも2018年から仕様が変更
さきほどチャックテイラー70にはファーストストリングとプレミアムラインの二種類があり、現在はファーストストリングのみが商品展開されていると述べました。
実はこのファーストストリング自体、2018年からいくつかの仕様変更がありました。
偽物判別する時や見たことないデザインを購入して不安になった際も、この点も頭にいれておけば役に立つかもしれませんのでこれからシェアしていきます。
4.1ヒールパッチのフォントの変更
少しわかりにくいですが、星の両隣に記載されているchuck taylorのフォントのデザインが違いますね。
よくフォントの立体感のあるなしが語られますが、2018年以降ではフォントの立体感があるものもないものも両方が混在していますので、この点は変更点とは言えません。
参考までに先ほどのプレミアムラインのヒールパッチはこんな感じでした。
4.2 アンクルパッチの素材・カラーの変更
ハイカット限定にはなりますが、アンクルパッチのカラーも変更になりました。
アンクルパッチの変更も分かりやすいですね。
2018年以前のものはカラフルな配色でしたが、2018年からモノトーンに変わり、星の下に70の文字が記載されています。
また以前のアンクルパッチは本体生地にプリントしただけのものでしたが、変更後はレザーパッチが記事に付着する形となります。
4.3 インソールのフォントが変わり取り外しが可能となった
インソールもフォントの自体やフォントを囲んでいる線の太さが変わりました。
2018年以前は星のマークがありましたが、2018年からは星のマークがなくなり、代わりに70の文字が小さく記載されているのが確認できます。
さらに大きい変化としてインソールが取り外しできるようになり、素材も変わったため軽さやクッション性が改善されました。
写真ではわかりにくいですが、この変更は個人的には大きいものでした。
洗いやすくなり、歩きやすさもだいぶ良くなったと思います。
参考までに先ほどのプレミアムラインのヒールパッチはこんな感じでした。
4.4 箱がオレンジから赤色へ変更
付属品である箱も2018年以前は赤色でしたが、2018年以降はオレンジ色が強くなります。
また箱上部のフォントやマークの大きさ、側面のプリントの有無なども明らかに違うのが確認できるかと思います。
4.5 2020年からは生地の厚みが変更となった
キャンバス生地の厚みが14オンスの厚みから12オンスの厚みに変更になりました。
簡単に言えば生地が薄くなったということ。
これは個人的にはマイナスな点でありますね。
実物がなければ伝わりにくいですが、今後は12オンスの生地がデフォルトになります。
どの仕様のCT70でもかっこいいのでオススメ
僕は今まで何回もチャックテイラー70を買いなおしてきました。
今回説明した仕様全てがかっこよく、様々なコーデに合います。
個人的には現在一番流通しているファーストストリング2018年以降のモデルがヴィジュアル・機能性ともに一番優れているかなと思います。
初めてチャックテイラー70を購入するのであれば、一番手に入りやすいファーストストリング2018年以降のモデルを購入で間違いないと思います。
この記事が皆さんの役に立てれば嬉しく思います。