この記事は
・グランパシャツの購入を悩んでいる方
・古着に興味がある方
・安くてお洒落な服を探している方
には参考になると思います。
こんにちは。
古着に興味が出てきた人が最初に悩むことが、どのアイテムを買えばいいのかということではないでしょうか。
ヴィンテージ古着は様々な国のアイテムが様々な価格帯で揃っています。
その中でぜひ一度袖を通してもらいたいのがグランパシャツ 。
この記事ではそのグランパシャツの魅力や、グランパシャツ を購入できるオススメのアプリなどを紹介していきます。
ヴィンテージ古着に興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
ヴィンテージのグランパシャツの魅力
グランパシャツとはプルオーバー(前ボタンが胸あたりまでしかついていない)の着丈の長いシャツのこと。
元々は19世紀終盤から、20世紀にかけて農民や軍隊のパジャマとしてヨーロッパの多くの国で使われていたシャツです。
その魅力はなんといってもグランパシャツ を一枚羽織るだけで、コーディネートにこなれた雰囲気を作り出せること。
独特の着丈の長いデザインは、現代の洋服にはあまりみられない表情をもつので、一枚着るだけで、他の人との差別かが図れます。
着丈の長さゆえに、ワンピースのようなデザインであり、中性的な雰囲気を作りながらも、ワイドパンツからスキニーパンツにまで合う汎用性も魅力です。(メンズが着ても全然OK)
昔のヨーロッパの国々で広く着られていたことから、様々なデザインのグランパシャツがあるので、デザイン違いで沢山所有しても、気分に合わせて着こなしを変えることができます。
年代によりますが、数が多いことから高いものでも二万円前後、安いものだと一万円以下で購入できるので、ヴィンテージ古着を初めて買うという方でも手が出しやすいのではないでしょうか。
フランスのグランパシャツ
グランパシャツはヨーロッパの様々な国で着られていたシャツですが、特にフランスのものが有名で、多く見つかっています。
フランスのグランパシャツは背中にドレープ感が強くでているので、他の国よりもどこか優雅で中性的な雰囲気が強いです。
軍物よりも農民服のパジャマやワークウェアとして用いられていたので、優雅でありながらもどことなく土臭い雰囲気があり、現代の服にはない空気感をもっています。
スウェーデン軍のグランパシャツ
フランスのグランパシャツ以外であれば、スウェーデン軍のグランパシャツが有名で比較的手に入りやすいです。
軍物ならではのカチッとした雰囲気で、ホワイトカラーやオリーブカラーなどがあります。
価格もデッドストックで一万円前後のものが多いので、初めてグランパシャツを買う方にもオススメです。
年代としては1950年代以降のものが多く見つかっています。
グランパシャツの年代判別方法
グランパシャツは様々な国で見つかっているため、確実な年代判別は難しいものがあります。
なので推測の領域にはなりますが、ある程度グランパシャツの年代を見分ける方法をここでは共有していきます。
背中のギャザー
ギャザーとはドレープのことで、波打ったシワのようなもの。
古い年代、特にフランスのものは背中のギャザーが多く波打っています。
1920年代まではギャザーが細かく、年代が新しくなるにつれて、ギャザーは薄れていきます。
ボタンの素材
古いグランパシャツに使われているボタンは、シェルボタンやガラスボタンです。
1930年以降になると、ベークライトボタン(初期のプラスチックボタン)、1950年代以降は現在よくみられるようなプラスチックボタンになっていきます。
基本的に年代が古い方が、ボタンが小さいものが多いです。
タグの作られ方
1950年代前後までは、タグに記された書体は刺繍でした。
ですが、1950年代以降になると技術の進歩からかプリントされた書体が多く登場していきます。
これはグランパシャツに限らず、ヴィンテージの洋服全般にいえることですね。
生地の素材感
これもグランパシャツ に限らずヴィンテージの洋服全般にいえることですが、古い洋服ほど、天然素材100%で作られています。
グランパシャツでいえばコットン100%が一般的で、1920年代あたりまでの古いものほど生地が薄くてハリがあり、光沢が強くでています。
1930年代に入ると、フランネル素材のグランパシャツが出現し、生地もどんどん厚くなっていきます。
1960年代に入ると、ポリエステルなどの化繊素材が使われるようになってきました。
古いヴィンテージの服が好き=天然素材の服が好きという人も多いので、年代と素材の関係はとても強いといっていいでしょう。
グランパシャツを購入したい人にオススメのアプリ
モーターサイクルコートを購入したい人にオススメしたいのがVintage.Cityというアプリ。
モーターサイクルコートに限らず様々な名作古着を購入できるアプリです。
Vintage.Cityは様々な古着店舗が商品を出展している、いわば古着専門のメルカリのようなもので、使い方も直感的にわかるほど簡単です。
出品者は素人の方だけでなく、プロの古着販売業者もいるので、様々な古着を見つけることができます。
今までは狙っていた古着は店舗を回ってようやく出会えるということが一般的でしたが、Vintage.Cityの場合は隙間時間にアプリをチェックするだけで、良い古着に巡り合う可能性が高くなります。
インストール&会員登録は無料なので、とりあえず購入予定がなくとも登録して商品を眺めるだけでもいいと思います。
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いかがだったでしょうか。
この記事が皆さんの役に立てれば嬉しく思います。