ファッション

コートやニットの毛玉の取り方とは?正しいやり方でお気に入りの服を長く着よう

この記事は

・コートやニットにできる毛玉に困っている人

・ベストな毛玉の取り方を知りたい人

・お気に入りの服を長く着たい人

には参考になると思います。

 

こんにちは

コートやニットを愛用していると避けられないのが毛玉問題。

特にニットなんかは毛玉ができやすい編み物生地なので、着れば着るだけ毛玉が増えていきます。

毛玉って自分でも取れそうだけど、いまいち生地を傷めそうで怖いですよね。

なのでこの記事では自分で毛玉をとってもいいのか、どういう毛玉の取り方がベストなのかを皆さんにシェアしていきたいと思います。

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コートやニットの毛玉の取り方ってどんな方法があるの?

コートやニットの毛玉を自分で取る場合は馬毛の洋服ブラシによるブラッシングがベストな方法です。

なぜなら馬毛ブラシはとても柔らかく、生地を傷めることがないから。

衣服の上から下への一定方向に沿って優しくブラッシングをしましょう。

それでもとれない場合は馬毛よりも少し硬くてコシのある馬毛ブラシを使ってみましょう。

コートなどであればブラッシングのみでも割と生地が綺麗になると思います。

ですがケアを放置していて毛玉が増えすぎた場合や、頻繁に着るニットの場合は洋服ブラシによるブラッシングだけでは限界があります。

そういった場合は毛玉取りに特化した専用のグッズを使いましょう。

ここからはどのような毛玉取りグッズがあるのかを解説していきます。

毛玉取り専用ツールの種類

2.1 毛玉取りブラシ

 

洋服ブラシよりかは毛玉はとれるけど、他の毛玉取り専用ツールの中では一番生地を傷めずにすむのがこの毛玉取りブラシ。

優しく繊維方向に撫でてあげるだけで、ブラシの毛に毛玉やほこりが絡みついてきます。

僕自身も高い服に使うこともありますが、生地にダメージを感じたことはありません。

色んなメーカーから販売されてますので、最初に買う毛玉取り専用ツールとしてオススメです。

2.2 毛玉取り器

 

毛玉取り器とは電動で毛玉を吸い込む道具でのこと。

電動ということで一番威力も強いため、短時間で毛玉を取ることが可能です。

毛玉取り器はなんとダイソーやセリアなどの100均でも購入することができるため、お試しに使ってみたいという人にも都合がよいですね。

2.3 セーターストーン

 

セーターストーンとは軽石を四角くにカットしたもので、セーターやマフラーの表面を軽くこするだけで毛玉やほこりを取ることができる製品です。

機器類でなく、生地に触れる面積も大きいことから、気軽に使用できる点が魅力です。

意外とニット生地を傷めることもないので、安心して使うことができます。

毛玉取りの代用にハサミは使える?

 

眉ハサミのような小さいハサミを毛玉取りに使うこともできます。

毛玉ができたところだけに使えば、毛玉が出来ていない部分の生地を傷める心配がないですが、生地全体に毛玉ができちゃっている場合はこのハサミだけだとちょっとしんどいかもですね。

ニット製品を使ってると糸がほつれて飛び出ててる箇所がでてきますが、この糸を切らないようにしましょう。

ニット ほつれ

このほつれを切ってしまうと高確率で生地に穴が開いてしまいますので注意です。

切らなきゃいけないのはほつれた糸ではなく毛玉ですよ。

ニットの毛玉取りにカミソリは使える?

 

よくネット上でカミソリが毛玉取りブラシの代用になると書かれているのを目にしますが実際はどうなんでしょうか。

僕自身もニットの毛玉取りをカミソリでしたことがありますが、簡単に毛玉を取ることができましたので、毛玉を取るという点では有効な方法といえます。

利点としては眉切りハサミのように一カ所づつ毛玉を取っていく必要がないので手軽に使うことができます。

しかし生地を傷める可能性があるため、これまでに紹介した毛玉取り専用ツールや眉切ハサミに比べるとオススメはできかねますね。

あまり高価な服や、繊細な動物繊維でできた服には使用しないようにしましょう。

スポンジを毛玉取りに使うのはやめておこう

食器洗い用のスポンジも毛玉を取るのに有効とされていますが、あまりオススメはできません。

この記事で紹介した方法の中でも一番生地を傷める可能性があります。

ウールなどの動物の毛はキューティクルと呼ばれる鱗に包まれており、このキューティクルが傷付くと、この動物の毛本来の風合いが失われてしまいます。

なので使うとしたら、丈夫で安価な化繊でできたニットに対してだけ。

まあそれでもスポンジを使うくらいなら、100均で毛玉取り器を買うことをオススメします。

コートやニットの毛玉はクリーニング屋で取ってもらえる?

店舗によって変わってきますが、毛玉取りをしてもらえるクリーニング屋はたくさんあります。

大手の宅配クーリングであるリナビスでは毛玉取り無料、リネットではプレミアム会員は毛玉取り無料となっております。

このように毛玉取りをしてくれるところでも、オプションの追加が必要だったり、毛玉取りが含まれるコースを選ぶ必要がある場合もありますのできちんと確認しておきましょう。

自分で毛玉取りをするよりはるかに綺麗に仕上がり、生地が傷む心配もないので可能であれば毛玉取りはクリーニング屋にやってもらいましょう。

できれば自分で毛玉取りをしない方がよい?

今まで自分でできる毛玉取りの方法を説明してきましたが、どんな方法であれ自分でやる以上は生地を傷める可能性はあります。

毛玉のみを取ることができればいいのですが、毛玉のないところにまで無意識に摩擦を加える可能性が高いです。

獣毛、とくにカシミヤやアンゴラ混の服はとても繊細で摩擦に弱いので、自分で毛玉取りをするのは止めたほうがいいかもしれません。

クリーニング店であれば、仮に生地を傷めた場合は補償してくれるところがほとんど。

僕も今はヴィンテージ加工のような粗い素材感の生地以外は全てプロに任せています。

毎日のブラッシングで毛玉になる前に予防しよう

毛玉が出来るたびにクリーニングに出すのは大変です。

なので毛玉が出来ないようにすることも大切。

着用後は毎回3分間ほど洋服ブラシでブラッシングをするだけで驚くほどに毛玉を防止できます。

毛玉ができやすいニットに比べ、コートはブラッシングのみでほぼ毛玉の発生を防ぐことができます。

ぜひブラッシングを習慣にしてみてください。